松山 真理 Mari Matsuyama
香川県高松市出身。
大学で彫刻を専攻し、卒業後は彫刻と並行して絵画を学ぶ。
創作のテーマにあるのは自然のエネルギーや生命力、自己との対話。代表作に約2年の歳月をかけ64枚の花の絵を描いた七寳山寳林寺蓮城密院(香川県三豊市詫間町)の本堂天井画やチェンバロの装飾画など。
近年は音楽の生演奏に合わせて即興で絵を描くライブペイントパフォーマンスを精力的に行なう。
また、自らアートスクールを主宰し表現することの喜びを伝えている。数々のグループ展に参加、個展を開催するなどアーティストとして幅広く活躍中。

Artist statement
日々生きているなかで感じる想い。その言葉にすら出来ない粒子の細かい繊細な感覚を、絵で表現したい。
また、自然のなかに身をおいた時に感じる思い、風景の感覚のようなものを絵で表現し、その感覚を鑑賞者と共有することを試みている。
私は絵を通して他者の可能性を引き出したいと思っている。鑑賞者が絵の前に立ち、絵と共鳴することで、自分の弱い部分、激しい部分、温かい部分などを知り、人間としての一人の自分を慈しみ味わう時間になって欲しいと願う。
私にとって〝絵を描くこと〟は自身と繋がる行為であり、それを通して他者とコミュニケーションをするツールである。


